• 電話:0086-0731-88678530
  • メールアドレス:sales@bestar-pipe.com
  • 薄肉ステンレス鋼管の建設と設置

    1) 薄肉ステンレス鋼管及び継手は、セメント、セメントモルタル、コンクリートに直接接触してはいけません。配管を隠蔽する場合は、管の外壁に防錆テープを巻くか、プラスチックコーティングされた薄肉ステンレス鋼管を使用してください。

    2)隠蔽配管にセメントモルタルを充填する場合は、断熱材を用いてセメントモルタルとステンレス鋼管の間に隙間を確保し、隠蔽ステンレス鋼管が自由に伸縮できるようにする必要があります。

    3) 埋設管には、酸やアルカリによる外壁の腐食や、鋭利で硬い破片による損傷を防ぐため、プラスチックコーティングされた薄肉ステンレス鋼(316系)管を使用する必要があります。また、ポリエチレンテープまたは塩化ビニルテープを2重に巻く、アスファルト塗料(またはエポキシ樹脂)を2重に巻く、グラスファイバー製のプラスチッククロスを巻くなどの防錆対策も有効です。

    4)配管には、伸縮方向または伸縮補償を制御するための伸縮補償装置およびブラケット(固定ブラケットおよび可動ブラケット)を適切に設置する必要があります。露出または非埋設の温水用薄肉ステンレス鋼管の直線長が10~15mを超える場合は、軸方向の補償措置を講じる必要があります。公称径が50mmを超える場合は、ステンレス鋼製コルゲート伸縮継手またはステンレス鋼製直線温度補償装置を設置する必要があります。

    5) 開放型建物における給水用薄肉ステンレス鋼管には結露防止対策を講じ、給湯用薄肉ステンレス鋼管には断熱対策を施すこと。

    6) 配管および継手はサプライヤーから均一に供給される必要があります。異なるグレードのステンレス鋼を溶接してはなりません。

    7) ステンレス鋼管および継手は薄肉です。ねじ込みバルブ、給水ノズル、水道メーターなどの付属品に接続する場合は、薄肉ステンレス鋼管にねじ山を設けず、アダプタなどの継手を介して接続する必要があります。

    8)油による汚染はゴム製シールリングの劣化を招き、また鋭利物がステンレス管や継手に衝突すると漏水の原因となりますので施工時には十分注意してください。

    9) パイプラインを設置し、圧力テストに合格した後、低塩化物イオン水で洗い流し、0.03%過マンガン酸カリウム水溶液で消毒する必要があります。


    投稿日時: 2024年1月2日